帰国
セシルです。
海外出張を終えて、無事に帰国しました。前半はイタリア、後半はドイツで仕事をしてきました。
詳細は追記にて。
写真が無いのはカメラを忘れたからです。風景などはリンク先の写真をご参照ください。
・10/1
昼過ぎの便で成田からミラノのMalpensa空港へ。12時間あまりの機中は睡眠が大半で、あとは映画(Oceans13)をみて、気が付いたら到着。
現地時間の7時くらいに空港に到着。混んでいた為か、入国手続きと荷物回収にやたらと時間を費やすことに。ようやく入国して空港を出たところで、日本の取引先の人と偶然会い、合流して市内に移動。一緒に夕食を取ることに。
夜遅くになったためか、ホテルの傍には開いてるお店は殆どなし。仕方がないのでDuomoのあたりまで移動。丁度Duomoが見える位置にBarが有ったので、そこで夕食としてピザとパスタを食べ、ホテルに帰還。
・10/2
仕事のある日は朝食を取らないのが自分のスタイル。ホテルから地下鉄で30分ほど揺られてRho Fieraの駅に到着。ここには、ビックサイトの数倍はありそうな巨大な展示場があり、今回のCPhI Worldwideはここで行われました。
CPhIが何かわからない人も多いかと思いますが、これは医薬品・医薬中間体およびその原料などに特化した展示会で、年1回ヨーロッパで行われています。
昼はひたすらメーカー・顧客との面談。夜は、あるメーカーさんと食事を取ることに。Duomoそばのリストランテでオッソ・ブーコやサフランのリゾットなどの名物料理とワインの夕食。
オッソ・ブーコは牛の骨付きスネ肉を煮込んだもの。とっても柔らかで、また骨髄のトロトロした部分が美味で、是非北イタリアに行った際には食して欲しい一品。
一方、サフランのリゾットは好みが別れそう。味が濃かったので、オッソ・ブーコと一緒だと、ちょっとくどい感じでした。単体で食べると良いかも。
・10/3
昨日と同じくCPhI Worldwideへ。夜は、ある顧客とリストランテでパスタ、ピザ中心の食事。
・10/4
昨日、一昨日と同じくCPhI Worldwideへ。夜はファストフードでお手軽に。
・10/5
午前中はミラノ市内の観光。ミラノには、有名な「最後の晩餐」が有りますが、これは完全予約制での見学なので残念ながら見に行けず。
午後の便でドイツのフランクフルトへ。機内で出たパンでお腹一杯だったので、夕食はとらずに就寝。
・10/6
ホテルからフランクフルト中央駅まで移動。目的地のフライブルグまで電車で移動することに。ドイツ国内は、ICEという特急で主要都市は繋がれており、およそ2時間ほどでフライブルグ駅に到着しました。
フライブルグはドイツの南西部に位置し、スイス、フランスとの国境に極めて近い場所にあります。この地域はシュバルツバルト(黒い森)と呼ばれる広大なな森林があり、その中に街が点在している感じです。フライブルグは環境政策を積極的に取り入れているところで、旧市街には自動車の乗り入れが制限されており、路面電車が発達しています。
ホテルにチェックイン後、旧市街を見て回ることに。街中はべークレーと呼ばれる水路が走っており、地面は石畳で出来ています。町の中心部にミュンスターと呼ばれる大聖堂があり、これはキリスト教世界でもっとも美しい建造物と呼ばれているらしい。土曜日は朝市があり、その流れからか一日中にぎわっていました。
夕食は、街中の適当なお店に入り、肉料理を食べました。丁度ジャガイモの時期であり、付け合わせにはジャガイモがたっぷりと。ジャガイモもしっかりと味付けされており、肉に加えてこの量はキツイ。口直しにサラダを頼むも、ドレッシングが一杯かかっており、海外旅行の疲れも有るためかちょっと厳しかったです。
・10/7
昼近くまで寝たあと、ホテルで出張レポートの作成。夕方からメーカーの人に連れられてミュンスターの見学、夕食に。
ミュンスターは赤みを帯びた砂岩で作られており、煉瓦でもないのに赤っぽく見えます。壁、内装には多くの彫像や絵があり、それぞれに聖書なかの教えがあるそうです。昔、文盲率が高かったころに、これらを使って聖書の教えを説いていたとのこと。ミュンスター内部には綺麗なステンドグラスがあり、中にはいることでより一層、ミュンスターの荘厳さを感じることが出来ました。
フライブルグは本当に美しい街で、もしドイツに行く機会が有りましたら是非寄ってみてください。こちらの方のレポートが参考になります。
夕飯は魚料理を。ライン川で取れた魚をフライにしたもの。付け合わせは当然ジャガイモ。お腹一杯になって就寝。
・10/8
朝から夕方まで、有るメーカーに行き面談&設備見学、技術紹介など。夜はBarみたいな所でビールとつまみで夕食に。
・10/9
午前中にフランクフルトまで移動。午後に1社と面談し、夜の便で日本へ。10/10に無事に帰国。
ミラノは食事は美味しいのですが、日本人も多く、ちょっと都会化してるのが残念。フライブルグは食事以外はとても良いところ。いつか、自分の大切な人と来てみたいですね。
最近はメールなどの連絡手段の発達で、以前より海外出張の数は減りましたが、やはり直接有って話をするとスムーズに事がすすみました。海外と取引があるひとは、躊躇せずに是非一度は直接行ってみるといいですよ。
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